インフルエンザワクチンのご案内
当院では11月2日よりインフルエンザの予防接種を実施致します。
料金について
- 通常ワクチン:3,000円/回
- チメロサール(水銀)フリー:5,000円
- フルミスト(3~18歳のみ、経鼻ワクチン):8,000円
→ 詳細につきましては下方の「インフルエンザワクチンについて」をご覧ください。
ご来院時の注意点について(必ずご一読ください)
- ワクチン接種のご予約は承っておりません。ご来院の際にワクチンの在庫がない場合もございます。お電話で在庫の有無をご確認いただけますが、在庫の確保は行なっておりません。
- 3歳以上より接種可能です。中学生未満のお子様は必ず母子手帳をお持ちください。
- 高校生未満の方は保護者様同伴でご来院ください。高校生のみで来院された場合、当日の状況により保護者様に連絡させていただくことがあります。
- 診察の状況によっては、待ち時間が発生する場合がございます。
- 医師の判断により、ワクチンの接種ができない場合がございます。
- 5人以上で接種をご希望の場合は事前にご相談ください。
予診票のご持参について
予診票のご持参にご協力をお願いいたします。予診票をご記入の上ご持参いただくとご案内がスムーズにできますので、当院HPより印刷していただくか、院内スタッフにお声がけください。
助成金について
江東区の助成金には対応しておりません。ご了承ください。
インフルエンザワクチンについて
1. インフルエンザとは
インフルエンザは「インフルエンザウイルス」というウイルスが原因で起こる感染症です。
毎年主に冬に流行し、38℃以上の発熱、全身のだるさ、筋肉や関節の痛み、のどの痛み、咳などが主な症状です。
普通のかぜよりも症状が強く、肺炎や脳炎など重い合併症を起こすことがあります。
2. インフルエンザの合併症について
インフルエンザは単なる発熱や咳だけで終わらず、重い合併症を起こすことがあります。
代表的なものは以下です。
肺炎
細菌による二次感染や、ウイルス自体による肺炎。高齢者や基礎疾患のある方では重症化しやすいです。
心不全・脳梗塞
炎症や血液の固まりやすさが関係してリスクが高まります。
インフルエンザ脳症(特に小児)
急激に意識障害やけいれんが出現し、命にかかわることがあります。
- 日本では年間約200例前後が報告されています。
- 10歳未満が約70%を占め、特に5歳以下で注意が必要です。
- 致死率は約10%とされ、亡くなる場合もあります。
- 助かった場合でも、約20~30%の方に知的障害や運動障害などの後遺症が残る可能性があります。
こうした重い合併症を防ぐためにも、ワクチン接種が推奨されます。
3. ワクチンの効果
インフルエンザワクチンは「感染そのものを100%防ぐ」わけではありません。
しかし、
- 発症する確率を下げる
- 重い症状や合併症を防ぐ
- 家族や周囲への感染を広げにくくする
といった効果が期待できます。
ただし、
- 免疫の効果はおよそ5か月程度で低下します。
- インフルエンザウイルスは毎年変異するため、前年に接種していても十分な効果は得られません。
そのためインフルエンザワクチンは毎年の接種が必要です。
4. 接種の時期
インフルエンザは毎年12月から3月ごろに流行のピークを迎えます。
ワクチンの効果が出るまでに約2週間かかり、冬の流行期に備えるためには10月~11月ごろの接種がおすすめです。
5. 当院で扱っているワクチンの種類
当院では以下の3種類のインフルエンザワクチンを取り扱っています。
1. フルミスト(2~18歳向け/経鼻スプレータイプ)
- 鼻から吸入するタイプの生ワクチンです。注射が苦手なお子さんにも適しています。
- 適応は2~18歳ですが、当院では3歳から接種を受け付けています。
- 1回の接種で1年間有効とされています。
- 助成金の対象外となります。
- 費用: 8,000円
2. チメロサールフリーワクチン(水銀不使用タイプ)
- 有機水銀を含む防腐剤(チメロサール)を使用していない注射タイプのワクチンです。
- 痛みが少なく腫れにくいという特徴があります。
- 費用:5,000円
- 13歳未満の方は2~4週間あけて2回接種が必要です。
3. 一般的なインフルエンザワクチン
- 従来から広く使用されている注射タイプのワクチンです。
- 費用:3,000円
- 13歳未満の方は2~4週間あけて2回接種が必要です。
6. 副反応(副作用)について
- よくあるもの:注射した部分の赤み・腫れ・痛み、微熱、だるさ
- まれなもの:アレルギー反応(じんましん、呼吸のしづらさなど)
ほとんどは数日で自然におさまりますが、強い症状が出た場合はすぐに医師へご相談ください。
フルミストの場合、ウイルスを弱毒化した生ワクチンであるため、インフルエンザのような症状(発熱、鼻水、咳、のどの痛み、頭痛など)が現れることがあります。およそ3~7日程度でおさまります。接種後1~2週間は重度の免疫不全のある方との接触は避けてください。また、接種後1~2週間はインフルエンザの抗原検査が陽性となることがあります。
7. 接種を特におすすめする方
1. ご高齢の方(65歳以上)
2. 持病がある方(心臓病・呼吸器疾患・糖尿病など)
3. 妊娠中の方
4. 小児
5. 医療従事者や介護に携わる方
6. ご家族に小児や高齢者がいる方
8. 接種ができない方
1. 明らかな発熱がある方
2. 重い急性疾患にかかっている方
3. 鶏卵や鶏肉、鶏由来のものでアナフィラキシーを起こしたことがある方
4. 上記以外でも医師が不適当と判断した場合
フルミストの場合、ウイルスを弱毒化した生ワクチンであるため、1~4に加えて
5. 妊娠中の方
6. 明らかな免疫異常がある方、または免疫抑制治療中の方
は接種することができません。
9. まとめ
インフルエンザは毎年流行する感染症ですが、ワクチン接種で重症化を防ぐことができます。
当院では3種類のワクチンをご用意しておりますので、ご希望やご不安があればお気軽にご相談ください。